【骨折】

骨折は外傷の中でも程度が大きく、完治に時間が掛かるものです。
骨折はスポーツ障害としても認知されており、多くのスポーツ選手が骨折に悩まされています。
スポーツの現場で起こる骨折はどのような原因によるものが多いのか、どのように予防していくべきなのかを解説していきます。

スポーツにおける骨折

骨が折れてしまう骨折は怪我の中でも重傷の部類に入り、日常生活にも大きな支障をもたらしてしまいます。骨折の内容によっては外科手術を伴い、何ヶ月と言う長い時間を掛けて治療に専念しなければなりません。スポーツ障害としての骨折はどのようにして起こるのでしょうか。骨折について解説していきます。

骨折の概要

骨折は鉄骨建材に匹敵する強度を持った骨に、耐え切れる限界以上の力が掛かることで骨が折れる外傷の総称です。一般的には内側で折れた「単純骨折」と折れた骨が筋肉と皮膚を突き破って外部に露出する「複雑骨折」の二種類に分けることが出来ます。その他には、複数の折れ線が入った「粉砕骨折」や脱臼を伴った「脱臼骨折」、剥がれるように腱などが接合した骨が折れる「剥離骨折」などがあります。

スポーツ障害に多い骨折

スポーツ障害として起こる骨折の中で多いのが、「疲労骨折」です。金属疲労のように、長期に渡って骨に力が掛かって折れてしまう骨折で、気付かないうちに進行していることが多いのが特徴です。疲労骨折が起こりやすいスポーツというものはなく、日常的な練習を必要とするスポーツ全般で起こりうる骨折であると言えます。

骨折が多いスポーツ

骨折を起こしやすいスポーツは、「選手同士のぶつかり合いが激しいスポーツ」と「長時間の練習を必要とするスポーツ」であると言えます。ラグビーやアメフトのようにぶつかり合い、組み合う球技や空手や柔道などの格闘技は骨折がつきものであると言えます。また、マラソンや駅伝などの長距離走は練習時間が長い競技も疲労骨折を起こしやすいのが悩みどころとなっています。

骨折の予防法について

骨折を予防する為には、毎日の食生活から骨を強くしていくのが基本と言えます。カルシウムには骨を太くするのに効果があることが良く知られていますが、カルシウムの摂取だけでは不十分と言えます。太陽を浴びることによって体内で生成されるビタミンDにはカルシウムの吸収を促し、骨を成長させる働きがあります。ビタミンDは魚介類に多く含まれており、牛乳と合わせて摂取することで効果が倍増します。

骨折への対処

運動中などに骨折をした場合、患部を固定するのが基本的な対処法として知られています。角材などの硬いものを添え木にして、テープや包帯でややきつめに巻いて固定します。複雑骨折の場合、骨で開放された患部に細菌感染が起こることがあるので、使用する包帯などは清潔なものを選ぶようにしましょう。患部を固定したら、担架を使って安静な状態を維持したまま病院に運ぶようにしましょう。

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