【クールダウンも忘れずに!】

体育の授業では、準備体操をしても運動後の整理体操を行なうことは滅多に無いものです。
しかし、運動後の整理体操を含むクールダウンは非常に重要な運動であると言えます。
運動による疲労を軽減し、スポーツ障害を予防するクールダウンとはどのようなものなのかを紹介していきます。

クールダウンの重要性とは?

クールダウンとは「冷却する、冷やす」という意味で、スポーツの世界では「運動後の身体を静めるための行動」と言う意味で使われています。では、クールダウンを行うことはどのような利点があるのでしょうか?

クールダウンの意味

運動後のクールダウンは運動前のウォーミングアップと対称にあるものといえます。ウォーミングアップが身体を温めて運動に適した状態を作る運動で、クールダウンは身体を冷却して運動後に適した状態にする運動です。つまり、クールダウンはただ身体を冷やすのではなく運動のデメリットを最小限に抑える為に必要不可欠な行動ということなのです。
運動をした後は、誰でも疲れが残っています。それに加えて運動の負荷や衝撃も身体の各部に残っています。こうした疲労や負荷はスポーツ障害の原因になるものです。つまり、クールダウンを行うことはスポーツ障害を予防する為に必要不可欠なのです。

クールダウンの効果

クールダウンを行うことは、身体に溜まった疲労を軽減し身体の故障を予防することに繋がります。多くのスポーツは全身の筋肉をくまなく使うことは滅多になく、腕や脚などの一部の筋肉を酷使する性質を持っているといえます。運動で酷使された部位には疲労物質である乳酸が蓄積します。クールダウンは、この乳酸を運動することによって全身に均等に配分することで疲労の度合いを小さくすることを目的としているのです。ただし、クールダウンを行うことは疲労そのものを完全に無くすことではなく、疲労物質を拡散して運動で酷使した部位の疲れを軽くすることです。そのため、疲労を取る為の休息も充分に行うことも大事なのです。

クールダウンの方法

クールダウンはただ運動をすればよい訳ではなく、身体を安静にしつつ冷却して筋肉のほてりを静める必要があります。氷などで筋肉を冷却することで、乳酸の発生を抑制し筋肉痛を防止する効果が得られます。運動を伴うクールダウンのポイントは「出来るだけゆっくりと運動する」ことにあります。乳酸を増やさないように運動することで血行を促進し、乳酸の拡散を進め疲労を和らげるのが目的です。クールダウンに最適な運動としては、ストレッチなどの体操や軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動が挙げられます。

クールダウンの注意点

クールダウンは、あくまでも疲労を軽減する為の運動なので力いっぱいに行なうべきではありません。軽く流す程度に抑えた上で、クールダウンに適した運動を行っていくのが正しいやり方と言えます。氷や冷却剤を使って筋肉の冷却を行う際には、長時間冷やしすぎると逆に凍傷を起こしてしまうことがあるので気をつけましょう。

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